お知らせ

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第120回21世紀構想研究会開催のご案内

2015/08/11

第120回21世紀構想研究会は本研究会会員・吉海正憲氏(研究・技術計画学会会長、住友電気工業株式会社顧問)の講演です。第120回はオープン・スタイルです一般の方のご参加もお待ちしております。

 日時 9月29日(火) 午後7時から

 会場 プレスセンタービル9階 会見場

 演題 「高度研究人材を育成できない日本 誰がどのようにするべきかを考える」

 講師 吉海正憲(研究・技術計画学会会長、住友電気工業株式会社顧問)

 参加費:無料

 

    「略歴」 

   ・1972 年 東京大学工学部卒

   ・同年 通産省入省

   ・工業技術院、資源エネルギー庁、通商政策局、JETRO等に勤務。

   ・2002年商務情報政策局審議官を経て退職、(独法)産業技術総合研究所理事(企画本部長)就任

   ・2007年産総研退職、住友電工入社

   ・2009年常務執行役員(研究開発本部副本部長)

   ・2013年退任、顧問就任

   ・2014年JVCケンウッド社外取締役就任、研究・技術計画学会会長

 

  [講演レジュメ]

  日本のこれからの成長構造をどのように構成していくか、様々な論議と多様な 政策が実行に移されている。社会構造変化の進行と外部の変化の早さからは、 ゆっくりする余裕はないが、可能な是正を現場レベルで取り組みながら、長期的・ 本質的構造設計を明確に示していかねばならない。

  イノベーションを基軸に多彩な展開を作りつつあるが、大学と産業の強い相互 作用無くしては新しい成長構造は不可能とも言える。長年、産学連携が推奨され てきたが、現実はどのような成果があっただろうか。

  特に高度研究人材(博士課程修了者)の育成とその産業現場などでの活躍の視点 からは、先進国の中で日本は極めて異質な状況にある。

  日本固有の強さを形成する構造と新しい成長を生み出す構造との間には深刻な 葛藤が横たわっており、高度研究人材問題はその象徴的存在でもある。

  なぜこの問題は解決が見えてこないのか、実態はどのように進みつつありそれは 日本の将来にどのような影響を与えるのか、どのような選択を誰が考えて誰が実行 するのか。私見を発表し皆さんと論議をしたい。

 申し込み:21世紀構想研究会事務局(氏名、人数、連絡先をお知らせください)

       kosoken-kosoken☆ml.galileo.co.jp(☆を@に変えてメール送信下さい)