お知らせ

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第151回21世紀構想研究会のご案内

2019/09/18

今回の21世紀構想研究会は、いま日本の科学研究現場を暗く覆う現状を報告し、これを打開するにはどうすればいいのか。国家として取り組むべき課題と日本のとるべき将来展望と戦略について語っていただきます。

※講演会は一般公開いたします。どなたでも聴講できます。一番下の事務局メールアドレスへお申し込みください。入場無料

課題認識
1. 日本の科学技術研究は2000年以降、世界からの遅れが顕著になっている。
2. 日本の科学研究成果は量的に微増が続いているが、国際的な相対的地位は低迷し続けている。
3. かつて得意と考えられてきた分野が低迷しており、不得意分野はさらに海外との差が開いてきた。
4. 大学の成果も一部の大学のみに限られ、企業の科学的な研究は存在感がなくなってすでに久しい
5. 政府は以前ほど論文や特許などで科学技術の力を示すことを、重要視していないように思われる。
6. 科学技術イノベーションがよく言われているが、主としてイノベーション力の議論が進んでいるだけで、その各指標も微増程度であり海外との距離感はかなりある。

 日 時 10月7日(月) 午後7時から           松本先生
 会 場 プレスセンタービル9階・記者会見場
 講 演 「どうする日本の科学技術研究の凋落傾向」(仮題)
 講 師 松本洋一郎・東京理科大学学長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松本 洋一郎先生略歴
東京大学工学部教授、東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学大学院工学系研究科研究科長、東京大学工学部学部長、東京大学総長特任補佐、
東京大学副学長、国立大学法人東京大学理事、内閣官房医療イノベーション推進室室長などを歴任。2018年4月1日から東京理科大学の学長に就任。
専門は流体工学・計算力学・分子動力学・希薄気体力学・ミクロ熱流体力学・気泡力学。
国立研究開発法人理化学研究所理事、国立研究開発法人国立がん研究センター理事(教育・評価担当)、東京大学名誉教授。

受賞歴
1983年 – 日本機械学会奨励賞。
1992年 – 日本機械学会論文賞。
1997年 – 日本機械学会会員功労者。
1998年 – 日本機械学会論文賞。
1998年 – 日本混相流学会論文賞。
1998年 – 日本機械学会計算力学部門功績賞。
1999年 – 日本機械学会流体工学部門フロンティア表彰。
2004年 – ターボ機械協会論文賞。
2005年 – カルバン・W・ライス講演賞。
2007年 – 日本機械学会賞論文賞。
2007年 – 山崎賞。
2007年 – 日本機械学会流体工学部門賞。
2007年 – 日本計算力学賞。
2007年 – 流体科学研究賞。
2010年 – APACM Award for Computational Mechanics。
2010年 – テッド・ベリーツチコ応用力学賞。
栄誉・叙勲
2015年 東京都功労者表彰

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