お知らせ
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第112回21世紀構想研究会開催のご案内
- 2014/08/26
21世紀構想研究会の開催日の変更
第112回21世紀構想研究会は、当初の予定である9月12日(金)から、会場の都合で急きょ9月17日(水)に変更になりました。
アジアで評判になっている「さくらサイエンスプラン」
第112回21世紀構想研究会は、「アジアの青少年2000人を日本へ招聘する大戦略を展開中」をタイトルに、沖村憲樹氏(JST特別顧問)にご講演をお願いすることになりました。
これは「さくらサイエンスプラン」という新規事業で、中国などアジアの14カ国・地域から2000人の青少年を招聘し、日本の先端科学技術に触れてもらおうという戦略です。
政策発案者の沖村氏は、「アジアでサイエンス先進国として尊敬されているわが国が、アジア諸国のサイエンス向上に貢献し友好を育むことを目的とする」としています。
すでに約1000人の青少年が来日し、全国の大学、研究機関、企業などで見学、研修、共同研究などを行って帰国していきました。
招聘されたアジアの青少年は、例外なく日本人の親切さ真面目さに驚き、日本の清潔な社会、文化、科学技術力に驚いています。日本の科学技術力、日本の真実の姿が、アジアの青少年に意外と知られていないことも分かりました。
いま最悪の関係にある中国の「人民日報」(7月25日付け)が、この事業を最大限に評価し「中国の高校生が最先端の科学技術に触れ、成熟した日本の科学技術を体感し多くのものを得た。日本人が中国人に友好的であると感じた。中日の将来は、若者の手にかかっている」という異例の記事を掲載して、日本の関係者を仰天させました。
講演では、なぜこのような施策案が出てきたのか。今後どのように展開するのかなどを中心に話をしていただき、フロアの皆さんと討論をしたいと思います。
多数の皆さんの参加を期待しております。(文責 馬場錬成)
開催要項
第112回21世紀構想研究会
講演タイトル:アジアの青少年2000人を日本へ招聘する大戦略を展開中
日 時 2014年9月17日(水) 午後6時30分からお弁当タイム
会 場 プレスセンタービル9階宴会場
講 師 沖村憲樹氏(JST特別顧問)
沖村憲樹氏略歴
中央大法学部卒、科学技術庁入庁、研究開発局長、科学技術政策研究所長、科学技術振興局長、官房長、科学審議官などを歴任。独立行政法人科学技術振興機構理事長を務めたあと現在、同特別顧問。中国総合研究交流センター上席フェロー、さくらサイエンスプラン推進室長。