お知らせ

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第115回21世紀構想研究会の報告

2014/12/15

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今年の忘年パーティは、12月11日(木)午後6時半から開催され、多数の参加者でにぎわいました。
 第一部は、黒木登志夫先生の「パタゴニア紀行」の講演でした。すでにパタゴニアの大自然を伝える前触れを送付しておりましたので、みなさん楽しみにしていました。

 ところが黒木先生は、意表を衝いて冒頭からまったく別の話を始めました。世の中には指数関数とべき乗関則があることを説明して、地震の発生規模や戦争の死者数が指数関数に合致していることを示しました。

 続いて加齢とともにべき乗則で増加する がん、心筋梗塞、脳卒中の年齢別死亡グラフを示して高齢者の多いフロアの参加者を震え上がらせました。60歳を過ぎると急激にこの3大成人病で死亡する確率が上がっていくのです。

 黒木先生の分析によると、60歳から1年刻みで9-12%の死亡リスクが上昇するというのです。特に70歳を過ぎた人にとっては、1年間無事に生きることがどれだけ大変かという統計分析を示されたもので、人は必ず死に向かって歩を進めていることを示してくれました。

 ま、このショックも一晩寝て翌日にはほぼ忘れているので、無事にまた生きていけるのでしょうか。パタゴニアの自然はAricaから200km地点にある 最高地点標高4660mまでを紹介されました。途中の景色は雄大ですごいの一言でした。双子富士とか高地の動物たち、土産物屋の風景など一度は行ってみたいパタゴニアですが、簡単には行けないでしょう。

 第二部は、恒例の楽しいパーティです。黒木先生のパタゴニア紀行にちなんで、南米ワインを楽しみました。

 第三部は、これまた恒例の「合原さんちの有機野菜即売会」でした。有機野菜栽培でとれたし新鮮な野菜の数々を販売しましたが、どれもこれも好評でした。 20141211_192708 (640x360)

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