第119回21世紀構想研究会は7月27日（月）に本研究会会員で今年の日本写真協会賞「作家賞」を受賞した写真家の南川三治郎さんによる「パリを拠点に出会った人、忘れられない瞬間－ダリ・ミロ・シャガールからジョルジュ・シムノン、グレアム・グリーン、神宮式年遷宮まで－」の演題で講演をしました。

　1969年パリを拠点に撮影で出会ったさまざまな分野の巨匠たち、忘れられないエピソードや言葉をスライドで映しながら語ってもらいました。ジャンヌ・モロー、バルテュス、スティーブ・マックィーン、オードリー・ヘップバーンetc・・・会員の方々それぞれ若き日にタイム・トリップしたような夏の一夜でした。

　第二部では本研究会新会員でネットサービス会社「天問堂」野田雅基社長より、今TV・新聞等で話題になっている私用スマートフォンを使った「イマキク」を南川さんの講演を題材にデモンストレーションを行いました。普段教える側、講演する側に立つ会員の方々も盛り上がって、さっそく授業で使ってみたいという方も。関心が高く今後の展開を期待したいです。

　第三部の暑気払いパーティーでは本研究会会員の中澤律子さん（伊勢丹新宿本店フードアテンダント）による「日本産国産ワインが今トレンド」をテーマに中澤さんお薦めの10種類の国産ワインを楽しみました。