お知らせ

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第76回21世紀構想研究会

2009/10/09

第76回21世紀構想研究会のご案内

第76回21世紀構想研究会は11月9日(月)19時より開催いたします。

今回は、皆様も各新聞の意見広告でご存知だと思いますが、「一人一票実現国民会議」http://www.ippyo.org/
の代表をしている升永英俊弁護士に、この運動の展開について講演をお願いしています。

「一人一票実現国民会議」とは、衆議院、参議院の選挙のとき、単に住所が違うだけで1票の重みが違うのは、憲法違反である。従ってそれを容認している最高裁判所の裁判官を国民審査で罷免しましょうという運動です。

升永先生の主張は、次の通りです。
 日本人は、1400年の歴史上、一度として民主主義を自らの手で掴んだことがありません。1945年にお上が、今日から天皇主権を止めてアメリカのいうことを聞きなさいと命令され、国民は、お上の命令にしたがって、アメリカの押し付ける民主主義を受け入れました。

 即ち日本人は、一度も権力に抗して民主主義を自分の手で掴み取ったことがありません。アメリカ人は銃をもち、血を流してイギリス政府から独立し、民主主義国家をつくりました。
1983年、米国連邦最高裁は、連邦下院議員選挙で、1票:0.993票の一票の不平等すら、違憲と判決しました。
1票:0.5票の不平等を合憲とする、日本の最高裁と対照的です。

 これも日本人は憲法学者も含めて、民主主義を自分の手で掴み取ったことがないからでしょう。米国の下院議員選挙は、1票:0.993票の不平等を違憲としました。
米国で、できる以上、日本でも出来ます。選挙区割を人口に応じてきめれば、1票:0.993票も日本でも実現できます。
日本は、最高裁が、1:0.5票の不平等を合憲としています。

 国民が、国民審査権を行使して、合憲派の判事を罷免して、最高裁の判事の過半数が、一人一票派になるようにするのです。一人一票を認めない裁判官を国民審査で罷免することは十分可能です。

 是非、この運動の趣旨を聞いて、日本人と民主主義、国民の真の国政参加という意味を考えたいと思います。

また11月7日8日の二日間にわたり21世紀構想研究会主催で行われる第4回全国学校給食甲子園大会の翌日ということになります。熱い戦いが終えたばかりの大会報告もできると思います。

第76回本研究会は一般公開です。(参加無料)ふるってご参加ください。

参加希望の方はpon★manon5511.com(★を@に変えてお申込みください)事務局峯島

第76回21世紀構想研究会
日時:2009年11月9日(月) 19時~
会場:日本記者クラブ 9階宴会場http://www.eastech.co.jp/span/forum/forum_map.html

議題:「一人一票実現国民会議」の展開について
講師:升永英俊 弁護士/TMI総合法律事務所http://blg.hmasunaga.com/main/

21世紀構想研究会事務局 峯島朋子

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